Skip links

低圧グラウチング

施工手順

1. ひび割れの特定
コンクリート構造物のひび割れの位置と大きさを把握する。
2. ひび割れにV字の溝をつける
ダイヤモンドグルービングロッドで、ひび割れに直接V字の溝を入れる。
3. ベースの設置
V字溝にベースを設置し、シール材で安定させる。注入口がふさがらないように注意してください。ベースは約30㎝の間隔で配置してください。
4. ひび割れのシール
シーリング材でひび割れを塞ぎ、硬化させてから作業を行います。温度や水分量により、硬化に12~24時間かかる場合があります。
5. 低圧注入パッカーの設
注射器に注入剤を入れ、気泡がないことを確認します。シリンジをベースに挿入し、輪ゴムで固定します。
6. 固まるまで待つ
注入した薬剤が固まるまで、3日以上待ちます。薬剤が完全に注入されたら、シリンジを新しいものに交換します。
7. インジェクションパッカーの取り外し
注入剤が固まったら、低圧注入パッカーを取り外し、ひび割れに隙間が残っていないか確認します。
8. 清掃
余分なシーリング材を取り除き、壁用充填剤で平面を平滑にします。最後に、必要に応じて補修部分に塗料を塗布します。
RH 3
This website uses cookies to improve your web experience.